北川景子主演ドラマ『あなたを奪ったその日から』全話あらすじ・感想&考察!復讐の誘拐はやがて親子の愛に…?

2025年春ドラマ『あなたを奪ったその日から』

今季、女の主人公が犯罪に手を染めるドラマばかり見ています。好きなんです、女の狂気と本気を描いた作品が!笑

そんな中で一番期待していたこちら、北川景子主演『あなたを奪ったその日から』。

お子さんがいる人にはとても辛いドラマだけど、このドラマが投げかけてくるメッセージは、きっと誰にとっても他人事じゃなくて大事なことだと思います。心して受け止めたいし、最後まで見届けたいと思える、心を揺さぶるドラマなのは間違いなありません!

本記事はネタバレを含みます。まだ未視聴の方はご注意ください◎

ドラマ『あなたを奪ったその日から』作品情報

作品情報

⚫︎ 主演:北川景子
⚫︎ 脚本:池田奈津子
⚫︎ 演出:松木創、淵上正人、本間利幸、大﨑翔
⚫︎ 音楽:村松崇継
⚫︎ 原作:オリジナル作品
⚫︎ 放送:2025/4/21〜 毎週月曜 夜10時
⚫︎ 放送局:カンテレ、フジテレビ

予告動画

主題歌

back number『ブルーアンバー』

 

ドラマ『あなたを奪ったその日から』が視聴できる配信サービス

  • Netflix
  • FOD
  • TVer(最新話 無料見逃し配信)
  • カンテレドーガ(最新話 無料見逃し配信)

ドラマ『あなたを奪ったその日から』登場人物・キャスト

中越紘海(北川景子)
– 3歳の娘・灯をアレルギーの食品事故で失い、旭への復讐のために萌子を誘拐する。

結城旭(大森南朋)
– YUKIデリ社長。食品事故で会社は倒産、妻との間に授かった娘二人と暮らしている。

結城萌子/中越美海(倉田瑛茉→前田花→)
旭の次女。3歳のころに紘海に誘拐され、中越美海として育てられる。

結城梨々子(平祐奈)
旭の長女。両親から大切にされていないと感じ、寂しさを抱えている。

玖村 毅(阿部亮平(Snow Man))
梨々子の家庭教師。梨々子の誘惑を断り、悪評を拡散されたことで将来を絶たれ、結城家に恨みを抱く。

望月耕輔(筒井道隆)
旭とともにYUKIデリを立ち上げた、旭の右腕的存在。事故後は転職したが、旭と再起を望んでいる。

木戸江身子(鶴田真由)
旭の元妻で、スナックのママ。二人の娘を置いて若い男と家を出て行った。

鷲尾 勇(水澤紳吾)
食品事故当時、YUKIデリが運営する惣菜店の調理責任者だった。

東砂羽(仁村紗和)
– YUKIデリが起こした食品事故に事件性を感じ、旭を嗅ぎまわる週刊誌記者。

小石川雪子(原日出子)
紘海が調理師として働く保育園の園長。灯を失った紘海を気にかけている。

皆川景吾(高橋光臣)
紘海の元夫。事故後は灯を失った悲しみの中、紘海と離婚。

野口初芽(小川李奈)
紘海の隣に越してきた隣人。子ども好きで、日中は保育園に通えない美海の面倒を見てくれている。

皆川 灯(石原朱馬)
紘海の娘。食品アレルギーによるアナフィラキシーショックが原因で3歳で逝去。

 

ドラマ『あなたを奪ったその日から』最終回まで全話ネタバレあらすじ

第1話:事故で娘失った母の復讐、開幕

皆川紘海(北川景子)は一年前、娘•(石原朱馬)を食品事故で失った。

灯の3歳の誕生日、お祝いメニューにピザをリクエストされた紘海は、惣菜店「YUKIデリ」でピザを購入した。灯には甲殻類アレルギーがあり、保育園の調理師である紘美はもちろん購入前にエビ・カニが含まれていないことを確認。しかしその夜、ピザを食べた灯は苦しみだし、そのまま帰らぬ人となってしまう。

灯の死因はアナフィラキシーショックで、この事故は報道でも大きく取り上げられた。YUKIデリ社長•結城旭(大森南朋)は記者会見で「(食べさせた)大人に責任がある」と発言し、バッシングを受け、会社は倒産。自責と後悔に苦しむ紘海は夫・景吾(高橋光臣)と離婚し、復讐に生きることを選ぶ。

事故から一年が経ち、紘海は旭と同じ料理教室に通い、復讐の機会を伺っていた。紘海はついに、包丁を手に旭の自宅前まで来たが、踏ん切りがつかず包丁を捨てて引き返す。諦めて帰途に着く紘海が運転する車内には旭の次女•萌子(倉田瑛茉)の姿があった。かくれんぼをしていた萌子は、家の前に停めてあった紘海の車にこっそり乗り込んでいたのだ。

紘海は「子どもが一番の宝」という旭の言葉を思い出し、旭に同じ苦しみを味わわせるため、萌子を誘拐する。萌子を自分の家に連れ帰った紘海は、萌子の首を絞めようとする。が、萌子に灯が重なり、どうしても命を奪うことができなかった。

母親の顔を知らない萌子に、紘海は自分のことを「おかあさん」と呼ばせ、偽りの親子暮らしが始まった。

週刊誌記者•東(仁村紗和)のもとに、旭はあの食品事故が事件だと決定づける”あること”を隠蔽しているとタレコミがあり、東は旭を追い始める。

第2話:誘拐した少女と秘密の生活に…迫る捜査網

姿をくらました萌子の捜索が警察を介して行われる中、家庭教師の玖村(阿部亮平)は、「家の前で不審な女を見た」と証言する。旭は元妻や、記者・東を尋ねるも、萌子の行方に関する手がかりは得られなかった。

紘海のアパートの隣室に越してきた野口初芽(小川李奈)に、萌子を見られてしまった。萌子が眠ったあと、ひろみは萌子のコートと靴を結城家付近の河口に捨て、萌子の失踪は事故かのように装う。

萌子への接し方がわからず、紘海はぎこちない態度を取り続ける。夜、萌子が熱を出してしまい、紘海の脳裏には灯を失った夜のことがよぎる。慌てて病院に連れて行くも、診断はただの風邪。萌子の保険証を持っていない紘海は、受診料を全額支払い、萌子を連れ帰る。

翌朝熱が下がった萌子を、紘海は買い物に連れて行き、好物を作って食べさせる。紘海の作ったサバの味噌煮を、「おいしい」と夢中で食べる萌子を見つめるうち、紘海の胸に穏やかな気持ちが広がっていく。そして「萌子を復讐に利用するのは間違っている」と認め、萌子を家族のもとに返す決心をした。

萌子とともに交番の前まで来た紘海は、萌子を見送る。しかし、別れを察知した萌子は紘海に駆け寄り、「悪い子だから捨てるの?」と不安げに声を絞り出した。

「この手を伸ばしたらもう引き返せない」と葛藤する紘海だったが、次の瞬間、萌子を強く抱きしめていた。そして、もう二度と離さないと強く誓う。

旭の長女・梨々子(平祐奈)は、母親に捨てられ、今は父親も萌子ばかりで自分を見てくれないことに傷付いていた。家庭教師の玖村を誘惑するも断られ、旭に言いつけて玖村をクビにし、SNSでもセクハラ被害を拡散した。

海で萌子の靴、自宅近くの河口でコートが見つかり、萌子は河口に転落してしまったと見做された。ただ一人、旭は「萌子が一人で水に近づくことはない」と言いきり、萌子は誰かに奪われたのだと疑わない。

萌子失踪のニュースを見た紘海は、萌子を「中越美海」として育てることを決めた。

第3話:誘拐して3年…少女を”実の娘”に!母の無謀な企て

中越美海に名を改めた萌子が、紘海と暮らすようになってから3年が経った。6歳になった美海は、電車好きの元気な少女に育っていた。日中は保育園に働きに出る紘海に代わり、隣人の初芽が美海の面倒を見てくれている。

一方、旭は萌子の失踪から3年、義父の経営する会社で新形態のスーパーマーケット事業を任されていた。萌子の捜索は引き続き続けているが、寄せられる情報は報奨金目当てのガセネタばかり。旭以外は、もう萌子は亡くなったものと諦めていた。

美海には戸籍がない。この先、学校に通うことを考えると、どうしても戸籍が必要だった。区役所へ相談すると、美海の戸籍を取得するには、①紘海の元夫が美海は自分の子ではないと証言すること②美海と血の繋がりを証明するDNA鑑定結果、が必要だとわかった。

「美海をちゃんと大人にする」と心に誓った紘海は、早速、元夫•景吾(高橋光臣)を呼び出す。紘海が美海という少女と暮らしていることを知り、景吾は驚きを隠せない。しかし、美海の存在が紘海の支えになっていることを聞き、もう二度と関わらないことを条件に、「美海は我が子ではない、何も知らない」と証言することを了承した。

続いて、美海の実母•木戸江身子(鶴田真由)のスナックを突き止めた紘海は、客を装って店に行った。江身子の酒に睡眠薬を混ぜ、江身子が眠った隙にDNA鑑定キットで唾液を採取した。江身子のDNAを提出した鑑定結果はもちろん、親子の血縁を認める判定だった。

これにより紘海と美海の親子関係が保証され、無事に「中越美海」の戸籍を手に入れることができた。

美海と暮らしてからも、長らく旭への憎しみが頭から離れず、旭が自分と同じ絶望にいることをいつも願っていた紘海。しかし美海を娘にできたことで、憎しみを忘れ、心に明るさを取り戻した。金輪際、旭のことは忘れて美海の未来だけを考えて生きていこうと決意する。

さらに7年が経ち、美海は中学1年生になった。ある日、紘海は勤め先の保育園で、過去に結城家で家庭教師をしていた玖村と出会う。

第4話:罪を忘れた男を許さない…母の復讐心再燃!

旭の娘・梨々子(平祐奈)がSNSで拡散したデマによってデジタルタトゥーを負った玖村は、就職内定も取り消され、結城家に恨みを抱きながら、しけた人生を歩んでいた。紘海は玖村との雑談で、旭が義父の経営する会社の常務に就任したことを知る。玖村の「人殺しが出世するなんて狂ってる」という言葉に触発され、再び旭への憎しみを募らせていく。

後日、紘海は玖村を待ち伏せして偶然の再会を装いさらに話を聞くと、玖村は「旭は灯の食品事故のことで何か隠蔽しているのでは?」と疑惑を口にした。玖村は、事故前夜に旭とYukiデリ調理責任者・鷲尾が言い争いをしているのを目撃していた。

週刊誌記者・東は、旭に取材を申し込むも旭は一向に取り合わない。しかし、東が差し出した封筒の中身を確認した旭は、表情を一変させた。

旭の現在を調べて、日に日に復讐心を膨らませる紘海は、旭が担当するスーパー「スイッチバック」の求人に応募する。面接当日、憎き旭を前にした緊張と圧迫面接に戸惑う紘海だったが、母親として子どもが口にする食品への思いを熱く語る。紘海の言葉に心を動かされた旭は、紘海の採用を決めた。

紘海が勤めていた保育園の園長•雪子が紘海の留守中に、家を訪ねて来た。玄関前で佇む雪子に、美海が声をかける。美海の存在を知らなかった雪子は、自らを紘海の娘だと言う美海に驚き、言葉を失う。

第5話:正体隠し…「娘の市の真相隠す男」の部下に

入社研修を終えた紘海は、旭が統括するスイッチバッグ事業部 お客様相談室へと配属された。部署メンバーは、現場経験豊富な室長•三浦(大浦龍宇一)、女性社員•村杉(田山由起)、研修中の鳥谷(内藤秀一郎)。旭に心酔の村杉は、紘海が旭直々の指名でお客様相談室にきたことを知るや、紘海に厳しくあたる。

スイッチバックに寄せられた意見書の中に、旭個人への誹謗中傷が混ざっているのを見つけた紘海。投書の犯人は、旭が元Yukiデリ社員を引き連れて株式会社タイナスに移る際に見捨てられた人物ではないかと考え、旭の秘密を聞き出すため犯人調査に乗り出す。

SNSを駆使して、犯人が通う喫茶店を突き止めた紘海は、喫茶店前で犯人を待ち伏せる。犯人と思しき男は、紘海の横を通り過ぎて近くのスイッチバック店舗に入っていった。お客様アンケートに記入中の男の背後に忍び寄り、声をかけると、振り向いたのは三浦だった。

長年現場で経験を積み、人生をスーパーの仕事に捧げてきた三浦は、現場経験もなく過去に食品事故を起こした旭が、新スーパー事業のトップに立つのが納得できず、恨みを投書にぶつけていた。三浦は旭への誹謗中傷は自分がやったと認め、「旭に告げていい」と紘海に委ねた。

旭は、誹謗中傷の投書の犯人は社員の中にいると気づいていた。紘海は犯人の名は明かさないことに決め、旭もそれ以上追求しようとはしなかった。

雪子から連絡を受けた紘海は、美海が父親のことについて雪子に尋ねたことを聞かされる。美海が父親のことを知りたがっているとは思いもよらず、軽い衝撃を受ける紘海。旭の「人は見る角度を変えるとガラリと違う顔が見えてくる」という言葉を思い出していた。

週刊誌記者・東から、「旭があることを隠すために鷲尾を切った」と聞かされた望月は、長年部下として付き従ってきた旭に、初めて疑いの念を抱く。そんな中、お客様相談室に、旭の隠匿を糾弾する鷲尾の動画が届いた。

第6話:娘の初恋が引き金…”身バレ”危機に母は?

動画を確認した旭は、これはタチの悪い嫌がらせで偽物だと言い切る。望月は旭を問いただすも、「望月に隠していることはない」との旭の言葉を信じることに決めた。

美海は「母が働く場所を見てみたい」と、スイッチバック店舗に向かっていた。旭と美海が鉢合わせしてしまうと焦った紘海は、美海を店の前で引き留め、必要以上にきつく叱ってしまう。紘海が厳しすぎることに不満を募らせ愚痴をこぼす美海を、初芽は「普通じゃない?」といなす。

望月は記者•東を呼び出し、旭への嫌がらせを止めるよう釘を刺すが、東は「旭が何かを隠し、鷲尾に責任を押し付けた」と言って聞かない。

望月が東と居酒屋に入るのをたまたま見かけた村杉は、早速社内で望月の陰口を叩いていた。旭とは大学時代からの付き合いだという望月に目を付けた紘海は、偶然を装い居酒屋で望月と話をする。紘海は旭の過去について聞き出すが、旭を擁護する望月と紘海の意見は食い違い、すっかり険悪な空気になってしまった。

紘海が帰宅すると、18時に帰ると言っていたはずの美海がいない。電話も繋がらず、初芽も雪子も美海の居場所を知らないと言う。最寄りのスイッチバック店舗にも美海の姿はなく、紘海はパニックに陥る。

そこへ、店舗を巡回していた旭がやって来て、警察に連絡するよう紘海を促す。旭に「美海の写真はないか」と問われ、スマホ画面を差し出す。旭が美海の正体に気付いてしまわないか、紘海は固唾を飲んで見守るが、画面は美海からの着信画面に切り替わり、旭に写真を見られずに済んだ。

この日、放課後列車を見に行った美海は、門限が迫っていることに気づき、慌てたはずみでスマホを駅に忘れてしまった。スマホを取りに駅に戻る途中、暗くて人通りの少ない道で危険な目に合った美海。スマホを持って追いかけてきた駅員に助けられ、事なきを得た。

再び居酒屋で望月と同席した紘海は、先日のことを謝罪する。そこへ東が店にやってきて、望月の隣に座った。次いで紘海の顔を見た東は、紘海が被害者遺族だとすぐに気付き、驚きで表情を強張らせる。

第7話:別荘接待に潜入…事件のカギ握る長女•梨々子に最接近!

東から、旭が口止め料500万円を鷲尾に支払い何かを隠蔽したことを聞いた紘海。旭が何を隠しているか探るべく、旭の長女・梨々子に目を付ける。

旭の義父で株式会社タイナス会長の木戸(中原丈雄)が所有する別荘で、スイッチバックの関西出店における最大の取引会社の会長家族を接待することになった。梨々子も来ると知り、紘海も手伝いで参加を申し出る。

しかし接待当日、紘海の前で梨々子と旭は口論になり、梨々子は帰ってしまった。旭の複雑な家庭事情を目の当たりにし、言葉を失う。

取引先会長の孫がぶどうを喉に詰まらせ苦しんでいるところを助けた紘海は、その母親を「目を離さないで」と強く責めた。このことで取引先会長を怒らせてしまい、決まりかけていた契約に影が差す。

タイナス会長・木戸は紘海を懲戒処分することで、取引先会長の機嫌を取り、会社の体面を守ろうとした。だが、旭は紘海の懲戒処分にストップをかけ、取引は白紙に、スイッチバック関西出店の話も立ち消えてしまう。

紘海の家を尋ねてきた東は、自分の目的も紘海と同じく「旭に真実を明らかにさせ、責任を取らせること」だと言い、手を組まないかと紘海に持ちかけてきた。

第8話:真相に近づく母…行く手阻む過去知る者たち

東は鷲尾の娘だった。鷲尾はすでに病気で他界しており、「鷲尾は最期まであの事故でエビを混入したのは自分ではないと否定し、口止め料500万円にも決して手を付けなかった」と語る。そして、紘海に取材を申し入れた。

梨々子は、先日スナックで酔い潰れたことを玖村に謝りに行く。定食屋に入った梨々子と玖村。玖村は梨々子が何気なく見せた葉山の別荘の写真の中に、見覚えのある紘海の顔を見つけた。保育園職員だった紘海が、いまは旭の部下だと知って驚く。後日保育園に確認に行った玖村は、紘海があの食品事故で亡くなった灯の母親•皆川紘海だと突き止めた。

美海の帰りが遅いことで紘海と美海は口論になり、美海は家を飛び出して行った。保育園園長•雪子が美海をしばらく預かってくれることになり、紘海は家に帰っても美海がいない寂しさを残業で紛らわす。旭が紘海の残業を手伝ってくれ、仕事を終えた二人は、オフィスで乾杯する。

旭はビールを片手に、事故のことを語り始めた。事故への責任、遺族への謝意。そして萌子を失って、灯の両親にどれだけ申し訳ないことをしたか。旭の言葉に堪えきれなくなった紘海は、「ごめんなさい…」と涙ながらに呟き、走り去る。

家に帰ると美海が戻ってきていた。紘海の隠していることを知るより、紘海の幸せのほうが大事だと語る美海。紘海は、今度の美海の誕生日に二人で旅行に行こうと提案する。翌朝、紘海は辞表を提出した。旭は「辞めないでくれ」と説得するも、紘海の決意は固い。

玖村は旭に「中越紘海は皆川灯の母親」だと告げる。驚いた旭は、事実を受け止めきれず呆然とする。一方、紘海の退職を聞いた望月は、紘海の持っている電車のキーホルダーが事件後に旭の家の前で見た女性のものと同じことが気にかかり、紘海の様子を見に自宅を尋ねることに…。

第9話:遂に”隠蔽された真実”が明らかに…その時母は?

紘海の自宅を尋ねた望月は、ちょうど家を出てきた美海を尾行する。望月から、父親のことや「肘に二つホクロがないか?」と聞かれた美海は、ネットで”人探し”について検索。その中に、「結城萌子」という少女の捜索願いを見つけた美海は、自分との共通点にハッとし、記載されていた旭の番号に電話をかけた。

旭が電話に出ると、間違い電話だとすぐに切れられてしまった。相手は少女の声だったため、旭は「萌子がかけてきたのでは?」と、電話番号の主を興信所に探らせる。

旭は紘海が知りたがっていることを話す、と紘海と東を自宅に招いた。元妻・江身子も同席し、旭はあの事故の日のことを語り出した。エビを混入した人物が誰なのか言おうとしない旭に代わり、梨々子が真実を口にする。

エビを混入したのは、梨々子だった。あの日、ヘルプで厨房に入っていた梨々子は、自宅で作るのと同じようにピザにエビをトッピングした。ピザを焼く前にレシピを確認して、慌ててエビを取り除いたが、ほかの具に隠れて残っていたエビがあり、灯はそれを食べてしまったのだ。

旭は梨々子を庇うため、真実を隠していた。旭、江身子、梨々子の謝罪を受け入れず紘海は立ち去る。追いかけてきた旭に、紘海自信が犯した罪を打ち明けようとするが、どうしても言えない。「もう関わらないで」と言い残して、旭から離れた。

望月は旭が自分にさえ事実を隠蔽していたことで旭への信頼を失い、美海が萌子だと確信したものの、旭には伝えなかった。旭と口論になった望月は、「あの人から二度も子どもを奪う権利があるのか」と怒りを滲ませる。

第10話:誘拐が明るみに…母に迫る報い、そして償い

美海に「自分は結城萌子なのか」と問い詰められた紘海は、旭から美海を奪ったことを認める。時を同じくして、紘海の娘の正体が萌子だと知った旭は、望月の制止を振り切り、急いで紘海の家に向かった。

望月から「旭が向かっている」と連絡を受けた紘海は、美海とともに旭から逃げようとする。しかし、バス停で旭に見つかってしまい、「娘を返せ」と迫られる。

美海に説明する時間をもらい、紘海は灯の事故と誘拐のことを打ち明ける。すべてを聞き終えた美海は、「それでもお母さんの子がいい」と紘海と一緒にいることを望んだが、紘海は涙をのんで美海を突き放し、旭に託した。

美海は「お母さんを警察に突き出さない」と旭に約束させ、本当の家に引き取られて行った。

美海が萌子として結城家に戻ってから一ヶ月。紘海は生きる希望を失い、空虚な日々を過ごしながら告訴されるのを待っている。一方、美海は紘海を恋しく思いながらも、新しい家族に慣れようとしていた。

美海と別れるとき、とっさの嘘で美海を傷つけたことを後悔していた紘海は、美海に本心を伝えるため結城家に走る。しかし、家の前で紘海の目に飛び込んできたのは、家族四人で並んで歩く後ろ姿。旭に笑顔を向ける美海を見て、紘海は静かに涙を落とすのだった。

 

ドラマ『あなたを奪ったその日から』ネタバレあり感想

事故の苦しみに終わりはない

悪意なく完全に過失で人を死なせてしまった、と聞くのがとても苦しい。被害者家族はもちろん、加害者とその家族の気持ちを思うと、胸が本当に数cm凹んでいるんじゃないかというくらい圧迫感を感じます。

関係ない私でさえそうなんだから、当事者の方たちは、呼吸すらままならないほど胸が痛むことだろう。

さて、このドラマ。「悪い旭社長が我が身可愛さに事実を隠蔽しちゃって紘海が正義の鉄槌〜!」なんて気持ちいい話じゃなくて、各人の気持ちが複雑に交差する、想像以上に濃密なお話でした。

「旭たちは謝って終わりだけど、灯を失った私には終わりはない」と紘海は言いますが、旭たち、特に梨々子も謝ったからといって傷が軽くなるとは思えません。でも、謝る以上に誠意を見せる方法はない。旭たちは、紘海に対してまずやるべきだったことは、だいぶ遅いけれどきちんと果たせたと思います。

でも紘海も紘海で、旭たちを責められないくらい悪いことしてるんだから、旭たちが謝ったタイミングで萌子のことも言えたらよかったのに、とも思っています。あのとき言わないで、自分は完全に被害者みたいな対応しちゃったから、紘海が美海を誘拐していたとしった旭がブチギレてるやないか。

最終話で、旭と紘海はどういう関係に落ち着くのか。両方に非があるだけに、結末が本当に気になります。それにしても、美海がなんてできた子か…。シングル家庭に育った子は成熟していると、現実でも作品でも関心します。

美海は紘海の子として、旭が援助しつつたまに会う関係を続けちゃえよ…とこれは私の希望です。

中盤飽きるが序盤終盤のおもしろさは異常

3話あたりから、「美海と暮らして幸せだけど、嘘ついてて良心が痛むし先行き不安しかないし、旭に過失を認めさせたいけど旭悪い人でもなさそうなんだよな〜」の延々ループで、正直紘海の心の声ナレーションにも飽きている女がここに一名…。ようやく8話で、旭が紘海の正体を知り、ストーリーが終盤に入ってからおもしろさが復活。

生きることとは、ぐるぐる思考を重ねて答えが出ないまま日々を過ごすこと。紘海のこの長く停滞した状態は、見方を変えればリアリティがあるとも言えます。

でもドラマだからもっと展開に起伏か、または想像の余白が欲しい。ナレーション以外の演出やセリフで紘海の心理を考察させてくれたら、楽しいのになと思っています。

序盤はハラハラする誘拐サスペンスですごくよかった!でも中盤(3~8話らへん)の子育てフェーズは、かなり緊張感を持って子育てしている母親にしか刺さらないんじゃないでしょうか。

親が子を亡くすのは、人生を揺るがすほどの悲しい衝撃だと理解&想像はできても、子がいない人には実感と共感ができないんですよね。想像力が及ばず申し訳ないことですが…。

紘海がトラウマ過剰モードに入ったときは、取引先会長の娘じゃないけど「この人頭おかしいんちゃう?」って思うほうが素直に共感できる。本当に申し訳ないことですが…。

でも「共感のズレ」が頭に残るというフックで、子どもの危機管理に関する意識喚起に繋がっています。それだけでこのドラマには単なる娯楽以上の意味がある。

9話、事実が明るみになり、物語は終わりに向けて一気に荒れてきたところで、息もつけないハラハラとおもしろさが戻ってきました。残る最終話、心して見守りたいと思います。

善人は血を流しながら罪を犯す

紘海は、ただの母親でした。誕生日に娘の好物を食べさせてあげたい、ありふれた善い母親でした。生まれ持った狂気の素質があるとか、素行が悪かったなんてことはなくて、私たちと変わらない普通の人間が、復讐心から誘拐という罪に手を染めた。

一方、旭は、世の中に嘘を付いて欺きながら娘・梨々子を守ってきた。梨々子は守られながら、事故のことを忘れようと必死に目を瞑ってきた。

みんな罪を犯しながら、心からはだくだくと血を流しながら、苦しんで生きてきたのでした。

本作では罪を犯しているのは全員善人で、後悔と申し訳なさに苦しみながらも葛藤しているところが、ヒリヒリとしてつらい。みんな悪くないし、それぞれに切実な理由がある。でも法律上では罪で、全員罪人ということになります。

懺悔して後悔を晴らすことは、いまの、一見平和な状態を手放すことでもあります。紘海は美海との暮らしに後ろめたい気持ちを抱えていますが、その後ろめたさをなくすには、美海を旭に返すしかない。紘海はこんなに美海に救われているのに、無理無理。

普通の、多くの人間は、復讐心に蓋をして美海と静かに生きる方を選ぶと思います。でも紘海はそうできず、リスクを背負って旭に近づいていってしまう。母が子を亡くしたときに芽生える復讐心は、柔らかな毛布にバケツいっぱいの血をぶちまけるくらい、もうあとには引けない強い感情なんでしょう。

もし旭が事故のあと、紘海への謝罪があったり誠意ある対応をしていたら、たとえ許すことはなくとも、復讐や美海を誘拐しようとは考えなかったと思います。ってことは、やっぱ最初の旭の対応が失敗でしたかね…。

この「あなうば」はオリジナルストーリーですが、角田光代『八日目の蝉』に似ている気もします。

そして、やっぱり北川景子のマイナスな感情の演技はすごくいい!泣くときなんて、”北川景子”がどういう顔で映るかなんてどうでもよくて、”紘海”として絶望に溺れて泣いている、と思いました。

tom
北川景子の泣き演技は初主演作品『ディアフレンズ』のころから、抜群です!
関連記事

ケータイ小説の生みの親・Yoshiによる『Dear Friends』を北川景子主演で映画化。Yoshiといえば伝説のケータイ小説『Deep Love』が有名ですが、こちらは友情にスポットを当てた作品です。ケータイ小説らしい、[…]

紘海にもできる!ネットで簡単個人特定の危機感

気になる人物が浮上すると、紘海は検索エンジンやSNSなどをあらゆるサービスを駆使して、ターゲットの居場所を見つけ出して接触します。東さんはAIで鷲尾のフェイク動画作っちゃうし!

悪い人に限ったことじゃなくて、ネットストーカーも偽動画も「誰でもできる」し、こんな一般人でも「されているかもしれない」。危機意識を持てとの提起だと思います。

このお店に行ったよ〜って位置情報も出したいし、自撮りが盛れたら出したいのは当たり前だし、鍵垢じゃ有名になれないし、承認欲求との兼ね合いが難しいのもすごくわかる…。

じゃあ具体的にどうすればいいの?となると、アカウント使い分けるとか、もうとっくに誰でもやってることしか思い浮かびません。

ガラケーで育った世代でさえ、ネットにひっそりと残る黒歴史に悶えているんだから、生まれた瞬間からネットに顔を載せられて育った子たちは、大人になったら羞恥心で真っ黒焦げになってしまわない?

美海が行方不明になったときは、知人に電話しまくるより先にスマホの位置情報確認するとかできたのに、そのへん詰めが甘いんだから!

顔は隠しても手が感情を物語る

紘海がどれだけ表情を偽っても、手には感情が現れているのが印象的でした。

1話、料理教室で旭に近寄る紘海は、旭に対する真っ黒い憎悪を表情には出さずとも、包丁を固く握りしめる手にはしっかり現れてしまっていました。

憎しみが限界突破して包丁を持って旭の家の前まで行ったけど、家庭教師の玖村の視線で我に返って、包丁を川に捨てようとしたときも、緊張で硬直した手は、なかなか包丁を離してくれません。

窓にぺったりと手のひらを付ける萌子の手がウエストショットで映るときは、「あ、いま萌子は紘海に気を許している」と思いました。手のひらを見せるって、手の内を明かすじゃないけれど、信頼の気持ちの現れじゃないかなと。

2話で萌子に「悪い子だから捨てるの?」と言われて、理性と罪との狭間で葛藤しているとき、ぎゅっと握り震えるこぶし。それから萌子の頭を包む手には、こぶしを解いて解放された慈しみ優しさが感じ取れます。

ほかの登場人物も、手に気持ちが現れているシーンが多く、ときには引っ掛かりを感じることも。例えば、2話で旭が江身子ママのスナックから出て行ったあと。タバコに火をつける江身子ママの手がぶるぶる震えているんですよ。萌子の失踪で動揺しているとも取れるけど、ひょっとして、旭のことが怖いんじゃ?と、旭の二面性を仄めかしているように思いました。

園の調理場で包丁をリズミカルに操る北川景子の手元が軽やかすぎて、この美人はさらに料理までできるんか…とひざまずきたい気持ちになりました。

作品を越えてくる『おとしね』弘毅の存在感

紘海の元夫・皆川景吾役を演じている高橋光臣さん。同クールのテレ東ドラマ『夫よ、死んでくれないか』で、強烈狂乱キャラの束縛夫を演じられています。

その弘毅というキャラの個性がとにかく爆裂。おそらく、2025年春クールドラマで一番の変態!愛する妻が自分の意に反する言動をすると、いきなり叫びながら部屋を破壊し、壁に頭を打ちつけるというご乱心っぷりなのです。

そんなわけだから、『あなうば』では光臣が真面目な性格の元夫を演じているのを見ると、一瞬だけ「弘毅どうした?真面目がすぎるぞ?」と変な感覚に陥ります。ここは、弘毅が真面目な世界線なの…?と。

1話の、景吾が灯の誕生日のビデオを撮りながら、灯の”とうもころしダンス”のあまりの愛らしさに「大優勝〜!」と悶絶する姿には、一抹の弘毅味を感じられて嬉しくなるという謎現象が起きたのでした。

関連記事

2025年春ドラマ『夫よ、死んでくれないか』不穏さを少しも隠そうとしない、堂々たるタイトルが気になって見始めたという人も多いのではないですか?例に漏れず、私もその一人です。タイトルだけじゃなく、内容もだいぶエッジ強め。30代[…]

夫よ、死んでくれないかアイキャッチ

 

ドラマ『あなたを奪ったその日から』考察・解説

【考察】事件の真相:ピザにエビを混入したのは萌子?

8話時点で明らかになってる、旭が隠蔽していることは以下3点。

  • 旭がYUKIデリ元社員を引き連れて株式会社タイナスに移籍する際、鷲尾はメンバーから外された
  • 食品事故直後、旭が鷲尾の口座に500万円を入金した
  • 事故当日、鷲尾以外の人間も厨房に立っていた

週刊誌記者・東はタレコミを受けて、灯が亡くなったのは事故ではなく事件で、「旭は何かを隠蔽しており、それが事実なら旭は人殺しだ」と言い切りました。

旭の会社・YUKIデリでは惣菜の製造〜販売まで自社で行っていて、事故当日は鷲尾以外の人間も厨房にいた。それを知っている唯一の人物だった調理責任者•鷲尾は口止めのために500万円を渡された上で、旭に切られました。

問題は「誰が」厨房にいたのかですが…、萌子ではないでしょうか。

根拠は、旭の調理中の言葉。萌子誘拐の日、旭は自宅で望月に手料理を振る舞う予定でした。旭が調理中、萌子は「かくれんぼ」とキッチンの周りをウロウロしますが、旭は「危ないからあっちに行ってなさい」と促します。

萌子を遠ざけた理由は「包丁などの危険物や触って食材をひっくり返されては困るから」とも取れますが、「萌子は厨房にいるとなにをしでかすかわからないから」とも考えられます。

事故の日、厨房でかくれんぼをしていた萌子が、お手伝いなど良かれと思ってした行動がエビ混入に繋がったのかもしれません。

【仮説】旭は所用のため、一時的に萌子を店舗に預けていた。厨房でかくれんぼをしていた萌子は、調理中のピザにエビが含まれる食材を入れてしまった。紘美の買い物中に旭が店舗に顔を出したのは、萌子を迎えにきたからだった。

だとしたら、紘海は灯が亡くなるきっかけになった萌子を、心からの愛を注いで大事に育ててきたことになります。なんて辛い話なの…。

→ 9話で、エビを混入したのは梨々子だと発覚しました!

ヘルプで厨房に入っていた梨々子が、家で作るピザと同じようにエビを乗せます。オーブンで焼く前にレシピを確認したところ、店のピザはエビを載せないことに気づき、慌ててエビを取り除きますが、ほかの具に隠れてエビが一つ残ってしまい、運悪く灯がそれを口にしたのでした。

【考察】記者•東と事件の関係:東が執着する理由は?8話で判明!

東と事件の関係考察①:東がこの事件に執着する理由は?

YUKIデリが起こした事件について、異様なほどの執着を見せる週刊誌記者・東東がこんなにもこの件に執着するのは、東自身が鷲尾の娘だったからでした。

東が旭を追い始めたのは、紘海が萌子を誘拐する前の13年前。「YUKIデリ元社長・旭があることを隠蔽している」というタレコミが証拠と共に東に送られてきたのが始まりでした。→タレコミというより鷲尾本人が娘の東に秘密を打ち明け、証拠写真は東が自分で用意したものでしょう。

それから13年、東は旭の周囲を嗅ぎまわり続けています。すでに警察も手を引き、世間にも忘れ去られている、事故か事件かもはっきりしない出来事を、13年も。旬のトピックを追ってこその週刊誌記者にしては、固執しすぎています。

  • 4話、元編集長があまりにも旭にこだわる東に向かって、「旭に個人的な恨みでもあるのか?」と聞いている
  • 東が旭に訴えるのは鷲尾に関することばかり
  • 5〜6話、旭の会社に届いた鷲尾の糾弾動画は、東がAIで作った

また、旭は送られてきた鷲尾の動画を見て、「偽物だ」ときっぱりと言い切っています。“鷲尾本人がこの動画を送ってくるわけがない”と思っての発言だとも捉えらることから、旭だけは鷲尾が亡くなっていることを知っていたのかもしれません。

 

東と事件の関係考察②:東にタレコミを流したのは誰か?

事故から1年後、東にタレコミを流したのは、YUKIデリの惣菜製造に関する内部事情を知る人物だと、東は言っていましたが、情報源は鷲尾だったことが8話で明らかになりました。

7話時点まで、登場しているYUKIデリ関係者でタレコミ提供者として怪しかったのは以下。

  • 望月耕輔|YUKIデリ社員で旭の部下
  • 鷲尾 勇|YUKIデリ惣菜調理責任者
  • 木戸江身子|旭の元妻
  • 玖村 毅|長女・梨々子の家庭教師

望月は旭が何か隠蔽していることさえ知らない様子だったので除外。玖村もタレコミがあった当時は家庭教師をクビになっていないため、復讐のためという動機が成立しません。江身子はYUKIデリの内部事情や旭がの”隠し事”についてよく知らないようでした。

ドラマ『あなたを奪ったその日から』北川景子の夫DAIGOのXが微笑ましい!

北川景子の夫・DAIGOが、妻主演ドラマの放送日に、とある先輩に番宣LINEを送っていたそうです。

その先輩とは…GACKT!GACKT本人が、XでLINEがあったと暴露していました。

そんなDAIGOは、自身がまったく出演していないにもかかわらず、ドラマ「あなうば」関連のツイートを精力的に行っています。放送直前と直後には欠かさずツイートする、素敵な夫を通り越してもはや北川景子大ファンのDAIGOさん。

そして、主演の北川景子はXで作品に対する思いを語っています。DAIGOとのあいだに、2020年に長女、2024年に長男が生まれていて、二児のママでもある北川景子。だからこそ、この「あなうば」に対する気持ちは、特別なように見受けられます。

回を追うごとに、注目度が高まるこのドラマ。最後まで楽しみに追っていきたいと思います。

 

▼2025年春ドラマ こちらもおすすめ!

関連記事

2025年春ドラマ『夫よ、死んでくれないか』不穏さを少しも隠そうとしない、堂々たるタイトルが気になって見始めたという人も多いのではないですか?例に漏れず、私もその一人です。タイトルだけじゃなく、内容もだいぶエッジ強め。30代[…]

夫よ、死んでくれないかアイキャッチ
関連記事

ドラマ『ディアマイベイビー~私があなたを支配するまで~』作品情報作品情報⚫︎ 主演:松下由樹⚫︎ 原作:MANGAmuse・テレビ東京『ディアマイベイビー』⚫︎ 脚本:岸本鮎佳&[…]

ディアマイベイビー トップ画像
関連記事

今や世界最高峰エンタメドラマといえば韓国ドラマ。中でも、2020年『梨泰院クラス』は世界中のエンタメ好きを夢中にさせました。そしてこの春、『梨泰院クラス』の製作会社SLLとテレビ朝日がタッグを組みました。日韓の気鋭クリエイタ[…]

魔物アイキャッチ画像

▼Netflix こちらもおすすめ!

関連記事

コロナでてんやわんやだった時期が、懐かしく思える今日このごろ。コロナ禍の被災地、とある海辺の小さな町を舞台に人との関わりを描いた『サンセット・サンライズ』をご紹介します。人付き合いはこうあるべき!と凝り固まった考えをほぐして[…]

sunsetsunrise
関連記事

久々に日本の映画が世界ヒットを飛ばしました!GW直前の4月23日公開から、1ヶ月遅れで『新幹線大爆破』をやっと見たんですが…、もっと早く見ておけばよかった!と後悔しました。なにこれすっごいおもしろい。スピード、スケール、車両[…]

新幹線大爆破MV