ドラマ『ホットスポット』6話あらすじ感想&考察:のんちゃん登場!強メンタル中本も再び

2025年1月期ドラマ『ホットスポット』 第6話:寒い夜の出来事

画像引用:『ホットスポット』公式サイト

本記事はネタバレを含みます。まだ未視聴の方はご注意ください◎

全話ネタバレまとめ

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ドラマ『ホットスポット』6話のネタバレなしあらすじ

カフェ・もんぶらんに集まっていた清美、美波、葉月は、綾乃の誘いで同級生の紀子(MEGUMI)が営むスナックに行くことになった。綾乃の運転でスナックまで向かう途中で、清美は高橋は宇宙人であるとうっかり口を滑らせてしまった。

久しぶりの紀子との再会で盛り上がる幼馴染一同。

紀子の店「スナックのん」で働く瑞稀(志田未来)は、由美の同級生で、今も仲がいいらしい。そして由美は、高橋のことを「すごい力を持ってる社員のおじさん」として瑞稀に話してしまっていることが発覚した。そのころ、ホテルでは夜勤の由美は、高橋に瑞稀に会ってほしいと頼み込んでいた。

ドラマ『ホットスポット』6話のネタバレあり感想・見どころ

パワー強めな女三人が登場

4話では名前だけ出ていた「のんちゃん」がついに登場。MEGUMIの圧倒的”地元の姉さん感”もあり、今のところ、最も身近にいそうで親近感がある推しキャラになりました!

特にカラオケで森進一『襟裳岬』の一番気持ちいいサビを歌っている客に飛ばした「っるせえな」の自然さたるや。こんな清々しいママだったら、女性客に寄り添ってくれそうで中本が女一人で通うのもわかります。

自分の領域内にいる人のことは、何が相手でも守ってくれそうな頼もしさ。愚痴を言ったら「それはないね!」って一緒に飲んでくれそうです。黒髪ロング赤い服で強めな印象ののんちゃんと、ふわピンクで満遍なくお客を回すバランサー系瑞稀ちゃんとのタッグもなんかいい。

そして、1話からニュース映像や写真でちょくちょく出てきてはいたけど、ついに実物が現れた梅本雅子。セリフも発したし、スナックの路地で清美とすれ違うという急接近っぷりです。想像よりずっとキレイだし、前の市長に比べてクリーンで女の立場に立ってくれていい!と清美らの評判は上々なようです。まだ怪しいところは何もない、でもきっと何かある。

まさかの再登場中本も、軽妙で笑かしてくれましたね。全然反省してないどころか、人との距離の縮め方がすごくてむしろ関心してしまった!

偶然店に居合わせただけの清美・葉月と写真とるあたりとか、常にSNSネタ探してそうなところとか、危険な香りがしませんか。そのうち高橋のことを知って、ネタとしてアップしたりなんか絶対しないでくれよ中本…

あれはお泊まりハイだったのか

些細なあるあるすぎて、これまで言葉にさえしてこなかったあれこれを、次々差し出してくれるのも『ホットスポット』の楽しさの一つ。

由美と清美が話していた、お泊まりだとついついテンションが上がっていろいろ買い込んでしまうあれ、「お泊まりハイ」という現象だったのか。きっとみんな覚えありますよね!どうして自分の家のベット以外で寝るのってあんなにワクワクするんだろう…。私はホテルで食べる背徳のカップラーメンが好きです。

冬でも半袖短パンを貫き通す同級生エノケンはどの小学校にも一人はいただろうし、1話から何度も繰り返される「絶対言わないでよ」がまったく機能しない内緒話も、子どものころから幾度となく交わしてきた。確かに清美たちの地元の話なんだけど、よく私の過去の記憶をネタにしてくれた!というカタルシスが毎話必ずあって、なんて言えばいいだろう。とにかく爽快です。

支配人の地味すぎるお願い

高橋が宇宙人だってことがよほど嬉しいのか、いささかはしゃぎ気味な支配人。「歯の痛みを止める」も「顔のシミをとる」も、宇宙人じゃなくてもなんとかする方法はあるはずなのに、高橋にお願いしていました。とにかく何でもいいから、宇宙人の不思議パワーを見たかったんでしょうね。

高橋は、女性陣に宇宙人だと信じてもらえないとムスッとするけど、おじさんに興味津々で来られると引くんかい。笑

高橋が宇宙人だと知る男性は今のところ支配人だけなので、もっと仲良くなってもらって、おじさんあるあるを聞かせてほしいなあと思っています。

紫色づくしの6話

清美は紫のスウェットに紫のアウターで出かけ、もんぶらんに集まった3人は全員紫の服。のんちゃんの店まで行く途中に「スナックpurple(パープル)」の紫色の看板を通り過ぎて、店では紫の壁紙のボックス席に座る。

のんちゃんと瑞稀が羽織っていた”ビラコート”までもが紫!カラオケボックスや居酒屋の店員がビラを配るときに着る”ビラコート”を、カラオケスナックの二人が着ているところまで完璧です。

とにかく紫づくしな6話でした。紫には何か意味があるのか?と考えたんですが、今回は清美たちがスナックで夜あそびする話だから、大人な回ということで紫だったんじゃないかなと思います。紫には、ディープな大人の夜の世界を連想させられます。ほら、『月曜から夜ふかし』の番組タイトルの背景の夜空も紫色だし。

ドラマ『ホットスポット』6話の考察・伏線

梅本雅子が市長当選

1話から続いていた市長選は、前副市長・梅本雅子の初当選で幕を下ろしました。そして、6話で初めて梅本雅子本人が清美たちの前に登場。セリフは飲み屋街の店まで送迎してくれた秘書らしき男に言った「ありがとう、お疲れさま」だけでした。

前市長はパワハラ体質で何かと叩かれていたらしく、クリーンな印象かつ同じ女性としても魅力的な梅本に対する清美たちの期待は相当。3話の選挙カー演説で「富士浅田に新しい風を吹き込む」と公言していた梅本が、残り数話でどんな動きをするのか注目です。

村上と富士山と吹雪の謎

5話では富士山をじっと見つめる村上でしたが、今回はアナザースカイよろしく富士山を見つめて思い出に浸っていました。その時の村上の心の声によると、「子どものころも父親の運転する車から富士山を見た」「母親、妹がいる」ことがわかりました。

ホテルに長期宿泊しているということは、いま富士吉田市には村上の家はないと考えられます。生まれが富士吉田なのかどうかはまだ不明、滞在の目的も気になるところです。

そして、柵を開け入って線路を歩いて行った村上に、吹雪が吹き付けていました。清美が車で通りかかったときは晴れていたし、その後も天気が崩れたシーンはありませんでした。山の天気は変わりやすいとはいえ、村上のシーンだけ吹雪なのは不自然です。

吹雪が村上の行動を隠しているようで、不穏な気配が感じられる場面でした。

広がる宇宙人の輪

5話で高橋が宇宙人だと由美・支配人に打ち明け、6話では綾乃・瑞稀の知るところとなりました。公式が第二章スタートと宣言した5話以降、急速に宇宙人の輪が広がっていきます。

いまのところ、まだ高橋の正体を知らない主要キャラはホテル従業員えり、紀子、中本。あとほぼ名前だけ登場の小野寺。

5話ではテレ朝ディレクターの岸本も、富士吉田に出現する「高速移動できるメガネの男」の噂に辿り着きました。

次回予告で再び岸本が富士浅田へ

6話の次回予告では岸本と松崎が、4話のラスト同様に駅に富士浅田駅に降り立つ姿が映りました。ただし、次回予告の岸本はほんの少し焦りと苛立ちの混じりの表情。5話で仕上げた番組映像「これはちょっと出せない」とプロデューサー評を受けていたので、撮り直しまたは企画差し替えのため再取材に来たと考えられます。

前回岸本らは、2/23 “富士山の日”にちなんで富士山の麓にある富士浅田市を取材しに来たのでした。『ホットスポット』7話の放送はいよいよ富士山の日。7話中に岸本の企画は完成〜放送まで達することができるのでしょうか。

問題は、もしプロデューサー判断で企画を「メガネの男の謎」に差し替えることになっていたら。岸本たちは、街人が次々口にした「高速移動できるメガネの男」の証言や、インタビューでガンプラの話をする高橋の姿を映像に残しています。

まだ岸本はメガネの男=小野寺だと思っていますが、さらなる聞き込みで高橋にたどり着く可能性も……。

 

▼ 2月23日(富士山の日)放送!注目の7話のネタバレ感想&考察はこちら ↓

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