2025年1月期ドラマ『ホットスポット』 第8話:未来人と宇宙人
ノスタルジックで優しい回の8話。高橋が幼馴染から呼ばれているあだ名がまさか「〇〇介」だなんて…!
記事内画像引用:『ホットスポット』公式サイト
本記事はネタバレを含みます。まだ未視聴の方はご注意ください◎
2025年冬ドラマ『ホットスポット』の全話あらすじと作品情報、視聴しての感想をまとめました。バカリズムが脚本を手がけた今作。共感度MAXの「地元あるある」と、伏線だらけの予想を裏切る展開で、ハマる人続出!毎週放送日はXトレン[…]
ドラマ『ホットスポット』8話のネタバレなしあらすじ
レイクホテル浅ノ湖の宿泊客・村上は「自分は50年後から来た未来人」だと明かし、近々ホテルが無くなってしまうことを清美に話して聞かせた。
このままでは高橋はホテルの温泉が使えなくなり、困ってしまうことになる。高橋は「ホテルに勤める前はどうやって温泉に入っていたのか」という問いに、自身の生い立ちを語り始める。それは、宇宙人である高橋の父と、地球人の母との優しい思い出だった。
ドラマ『ホットスポット』8話のネタバレあり感想・見どころ
安藤サクラがバカリ脚本ドラマ続投!
『ブラッシュアップライフ』に続いて安藤サクラも続投!バカリズムのドラマでおなじみの面々が揃ってきました。あとは江口のりこの登場を心待ちにしています。
ネットでは「7話ラストで岸本D(池松壮亮)の後ろに座るキャップを被った女性が安藤サクラでは?」と話題になっていましたが、予想を華麗に裏切り、まさかの高橋母役で登場でした。
このお母さん、呼び出しにも動じず、頭ごなしに怒るんじゃなくて肯定しながら正解を教えてくれる、すごく素敵な人でしたね!
昭和のお母さんといえば、とりあえずゲンコツがお約束だと決めつけていたけど、高橋ママは令和の現役ママたちにも参考になりそうな子育て方針だと思いました。
ノスタルジーが止まらない
ホテルや商店街などレトロな背景と、ややセピアな色調で作るノスタルジックな映像も本作の魅力の一つですが、今回はさらに輪をかけて「THE 昭和!」な雰囲気で優しい回でした。
懐かしい雰囲気が漂う街角や、謎に派手なレトロプリントの家具。『ホットスポット』を見ていると、ふと目に入った背景や小物がトリガーになって、地元だったり、おばあちゃんの家だったり、昔の記憶がふわっと蘇ります。
誰もがなんとなく心に覚えがある、どこか。あのとき。そんな場所や記憶を思い出す「時間旅行」を、今作で楽しんでいる大人は多いんじゃないでしょうか。
ちなみに、祖父母は登場しませんでしたが、慣れない地球だしおそらく同居かごく近くに住んでいただろうなと私は勝手に予想しています。
どこまでも普通のおじさんな高橋
高橋が仲間内で呼ばれているあだ名が「エロ介」だと発覚しました。それだけでも十分面白いけど、私は「キャバ嬢にしつこくして店を出禁になった」に大笑い。あんだけキモがられれば、ってどれだけしつこかったんだ高橋…!
高橋は、女っ気はないけれど、女子と仲良くなりたいっ気は当たり前にある普通のおじさんで安心しました。高橋のきっかけさえあればついつい自分語りしちゃったり、ちょっとだけ見栄を張るところも「ああw」と合点がいきます。清美たちと過ごすようになってだいぶ毎日楽しくなっただろうな。
のんちゃんのスナックにもぜひ一緒に行ってほしいです!
高橋がエロ介と呼ばれるきっかけになった深夜番組『11PM』、私は知らなかったんですが伝説のお色気番組なんですね。お色気番組はほどほどならあってもいいと思う派ですが、令和の今、テレビには空よりも高いコンプラの壁が立ちはだかっている。昔の楽しそうな番組の数々を知ると、もうそんな面白い番組は作られないんだなと寂しい気持ちになります。
ドラマ『ホットスポット』8話の考察・解説
ついにホットスポットのタイトル回収
100年ほど前に地球に不時着した高橋の祖父母と父は、宇宙人に必要不可欠な成分が、富士山周辺の大気に含まれているのを発見。さらにホテルの温泉に含まれていると気付きました。
この説明をしているとき、高橋は「温泉が一番のホットスポットだった」と表現しています。”ホットスポット“とは、地球の内部で高温によって発生した上昇流に押し上げられてマグマが噴き出す地点のこと。
つまり、ドラマタイトルの『ホットスポット』は、宇宙人に欠かせない成分が地中から温泉のお湯とともに噴き出す地点 = レイクホテル浅ノ湖の温泉のことを意味しています。
1話冒頭の親子は高橋と父親だった
1話冒頭で温泉に入る親子は高橋親子(小学生のころの高橋と父親)だったとわかりました。二人が鼻をすすっていたのは、高橋と母親が隠れて食べたパフェの生クリームの匂いを、父親が能力で嗅ぎつけ、高橋も能力で確認したからでした。
▼ 1話のネタバレ感想&考察記事はこちら↓
2025年1月期ドラマ『ホットスポット』 第7話:富士山の日記事内画像引用:『ホットスポット』公式サイト本記事はネタバレを含みます。まだ未視聴の方はご注意ください◎[sitecard subtitle=全話ネタバレま[…]
高橋父が甲府で宇宙人に間違えられた=甲府UFO事件
シルバーの宇宙製防寒着を着た高橋父が、甲府のブドウ畑で宇宙人に間違えられたことがあると語られました。この事件は実際にあった「甲府UFO事件」を指していると思われます。
1975年2月23日、甲府のブドウ畑で当時小学二年生の少年2人がUFOを目撃&宇宙人に肩を叩かれたと証言し、世間を騒がせた。宇宙人はチョコレート色の皮膚、全身シルバーの服に身を包んでいたという。
ホテルは市に買い取られる?
村上の話だと、50年後ホテルの場所には市の施設が建っているようです。
オーナーはインバウンドを見込んでホテルを続けていたものの客は増えず、数年前から売却先を探していた。そして最近買い手が見つかり、ホテルの閉館が決定してしまいました。
“最近“買い手が決まり、いずれここに”市の施設“が建つことが、“最近“富士浅田市の“市長”が変わったことと関連しているように思えてなりません。
ホテルの買い手というのは、市ではないでしょうか?
8話で姿を見せたホテルの現オーナー。新市長・梅本より少し年上には見えますが、地方の狭い市内の有権者同志のこと。梅本とオーナーに繋がりがある可能性は大いにあります。
▼ 次回8話で市長とオーナーの企みが明らかに!8話ネタバレ感想&考察↓
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